院長ごあいさつ

20年前は全国で１割の施設でしか施行していなかったオンライン血液ろ過透析を、この大田の地で先駆けて開始しましたが、現在では全国の６割の施設が採用している事実より、臨床的に優れた治療方法であることが証明されつつあり、今や透析治療の選択肢は広がっています。

透析治療だけでなく、泌尿器科の世界もロボットやカメラ、レーザーなどの機器の進歩、新薬の登場で治療の選択肢の多さには隔世の感があり、多様性が増しています。

また、LGBTの市民権がやっとスタート地点に立ったように、現代人は生き方から人生観、性の定義など多様化しており、それらに対する寛容さが求められる社会となっています。 年齢や性別であきらめないこともあるし、受け入れてあきらめることもある、そんな紋切り型ではない、患者さんの多様性に寄り添った医療を提供できるよう心掛けます。

より快適な透析治療を求める方には血液ろ過透析を提供します。 そして泌尿器科全般の心配ごとはもとより、ゴキゲンで長生きしたいと思う方で運動療法、抗加齢医学（アンチエイジング）、男性更年期やAGA（男性脱毛症）などのメンズヘルス、LGBT問題について興味のある方には微力ながらお手伝いしたいです。

目指すところは、

• 感謝を忘れない
• 食事と運動が最大の病気予防策であることを伝え、ひとびとが自律し自立できるよう手助けになること
• 近江商人の三方よしの哲学で、買い手よし、売り手よし、世間よしの医療を目指すこと

です。

泌尿器、透析関連でお困りごとのある方はどうぞ相談にお越しください。